WEB業界ためになっ話
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知っ得!?ドメインの種類や詐欺対策など
こんにちは♪
ディレクション担当の尾崎です😎
普段、スマホやパソコンで検索する時に画面の端で、なんとなく目にしている各ページのドメイン(URL)について知れば知るほど、奥が深いなぁーと最近感じております💡✨
そこで今回は、普段何気なく目にしている「ドメインの種類」と、最近多発している類似ドメイン詐欺(なりすましメール)の対策や、大手企業さんの密かな努力などを書いていこうと思います🖋
★★ポイント★★
1.そのドメイン借家ですか?持ち家ですか?
2.独自ドメインの種類について
3.類似ドメイン詐欺にあわないために
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1.そのドメイン借家ですか?持ち家ですか?🏠
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ホームページのアドレス「ドメイン」を大きく分けると「共有ドメイン」と「独自ドメイン」に分けられます☝️
その違いは≪所有権≫が自分にあるか、サービス提供元にあるかで、
所有権がサービス提供元にある共有ドメイン(サブドメイン、無料URL)はサイト作成の無料プランでよく見かけます👀
≪例≫
▼Wix (ウィックス)
https://accountname.wixsite.com/xxxxx
▼Jimdo
https://xxxxx.jimdosite.com
▼STUDIO
https://xxxxx.studio.design
▼ペライチ
https://xxxxx.peraichi.com/
https://peraichi.com/landing_pages/view/xxxxx
その他にもアメーバブログ(https://ameblo.jp/xxxxx/)も共有ドメインになります☝️
共有ドメインは無料で簡単に始められるメリットがある反面、所有権はサービス運営元にある為、他社の広告表示や、運営元がサービス終了した場合に、ホームページが消えてしまったり、運営元のルール内で運用する必要があります🚸📵
所有権のある独自ドメイン独自ドメインは、有料で取得できる世界で一つのドメインになります。
年間約1,000~2,000円の維持費はかかりますが、世界に一つのURLの為、ユーザーに覚えてもらいやすく、企業としての信用、信頼もしてもらいやすくなります♪
また、ドメイン取得年数に応じて検索エンジンからの評価が高くなる傾向にあり、自身でサイトを消さない限りサイトが消失する事もありません📊📈
●共有と独自ドメインを簡単に例えますとこんな感じになります!
🏢共有ドメインは「借家」
所有権が無い! 維持費が掛からない!
ドメインの置き場所となるサーバー(土地・場所)も共通のため広告が表示されたり自由な改築が難しい。
🏡独自ドメイン→「持ち家」
所有権がある! 維持費が掛かる!
好きなサーバー(土地・場所)を買って利用するので自由に改築できる!住所も世界に一つで覚えやすい、SEOに強い!
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2.独自ドメインの種類について
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xxxxx.comなど任意のドメインの後ろにつく既定の「.com」や「.net」「.org」は
≪トップレベルドメイン(TLD)≫と呼ばれ、
とあるドメイン登録サイトで数えてみたところ400以上もありました!
そのひとつひとつに意味がありますので、ここではよく目にする6つをご紹介。
①【.com】
→コマーシャルの略で汎用性が高く、幅広い企業、サービスに活用できます。
②【.net】
→ネットワークの略でインターネットやウェブ関連で幅広く使えます。
③【.org】
→Organization(オーガニゼイション)の略で
元々は非営利団体向けに用意されたものですが、現在は日本国内に住所をもつ方であれば誰でも利用できます。
④【.biz】
→ビジネスの略で個人・法人を問わず、ビジネス全般に利用できます。
⑤【.info】
→用途に制限はありませんが情報サイトに最適です。(Webニュース、メディア、マガジンなど)
⑥【.jp】
→日本を示します。日本国内に住所があれば誰でも登録可能です。
「jp」の組み合わせた形も色々あります!
【co.jp】 日本国内の法人企業(上場企業の97%がco.jpを利用)
【ac.jp】 日本国内の教育機関(academicの略)
【ne.jp】 日本国内のネットワークサービス事業者。
【go.jp】 日本国内の政府機関。
【kagoshima.jp】 鹿児島関連のWebサイト。
主要なトップレベルドメインのみを説明しましたが
他にも愛着のあるものやウェディングやブライダルに活用できる【.love】や
写真・芸術・美術館サイトなどに活用できる【.gallery】など
色々あるので用途や維持費を考えて選ぶことがポイントです!
(特殊なトップレベルドメインはちょっとお高いです)
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3.類似ドメイン詐欺にあわないために
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「当選おめでとうございます!」🎊
「今すぐアカウント情報を確認してください」⚠
などなど
Amazonなど大手企業を装った類似ドメイン詐欺(なりすましメール)が多発しております!
手口としては正式な「amazon.co.jp」「amazon.com」ではなく、
悪意のある方が「Amazm●n.co」など類似したドメインを取得してコピーサイト作成、誘導して
個人情報やクレジット情報などを抜き取る手口になります。
●ユーザーとしての対策は1つ
ドメインを確認し[.co]のドメインなど正規と異なる場合は
アクセスせずにネット検索で同様の手口がないかまず調べる事です。
●企業さんの対策としては「類似ドメインの取得」になります。
これによって偽サイト対策やユーザーさんの入力ミスでも正常にアクセスする事ができます。
Amazonさんでは類似ドメインを多数取得しており、
次のような打ち間違いや類似URLでも
正規のサイト(https://www.amazon.com/)へアクセス可能です。
▼類似ドメイン
https://amazon.info/
https://aamazon.com/
https://ammazon.com/
ターゲットになりやすい大手企業さんは
本当に色々な対策をしてますね💦
≪まとめ≫
色々ドメインについてお伝えしましたが
今回の内容をまとめるとこんな感じです!
①個人だったり、手軽に始めるなら「共有ドメイン」
②企業のブランディングや将来を見据えての「独自ドメイン」
③トップレベルドメインは目的にあったものを選ぼう
④類似ドメイン詐欺を見抜くにはドメインを確認
普段アクセスしているWebサイトのドメイン(URL)に目を向けると
新たらしい発見があるかもしれませんね✨