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STAFF BLOG

成果と結果は似て非なるもの
最近、目のショボショボにお困りの桑山です。
うちのスタッフさんは、一日中パソコン画面を見続けられて「すごいなぁ~」と改めて関心している次第です。
それはさておき、
私が所属している社長の学び場である “中小企業家同友会”の書籍の一つに“業務支援変革プログラムVer.2”というものがあり、
その一節に{「成果」と「結果」は似て非なるものです。「結果は」意図せずして外的な要因によってもたらされる場合が少なくなく、偶然の産物に過ぎません。これに対し「成果」とは、それを獲得するために意図的に取り組み、具体的に行動することで初めて手にすることができるものです}とありました。
なるほど!
正直私もそこまで考えずに言葉を使っていました。
「結果が全て!」とよくおっしゃる方には「成果が全て!」と言い換えるようにおススメせんとですね。
そもそも結果至上主義の方は、その結果に至る過程は関係なく「結果が全てでしょ?」と言い切るからあまり関係ないことかもしれないけど。
確かに成果であれ結果であれ、求めていくことはとても大事ですよね。
そこへの挑戦や探求なくして成長はないものと思います。
ただ、「結果が全て」で片づけられてしまうと、人によってはやる気をそがれ、思考も行動も鈍くなるんじゃないかなぁ。
私は関心のないものにはストイックになれない甘ちゃんなので、行動の源は「やる気」です。
私も人のやる気をそぐような発言にならないように注意していきたいところです。
努力している過程も承認しつつ、さらなるやる気を引き出す言葉をなげかけないとですね。
結果は偶然の産物だけど、成果は自覚的に行動することで手に入れた実績。
「成果」と「過程」を大事に受け止めることのできる、器の大きい経営者を目指して気張らんと!