こんにちは！デザイン担当の坂田です。

 

「今回のブログ何書こう・・・」

と思い、今まで自分の書いたブログを見返してみたのですが

「デザイン担当の癖に全然デザインの話してなくない？」

と思ったので、たまにはデザインの話をしたいと思います。

 

今回は、自分がデザインを作る中でよく使っているフォントの紹介をしていきたいと思います！

 

 

個人的 ”推し” フォント紹介！　～明朝体編～

①游明朝（ゆうみんちょう）

 

とりあえずコレ。

個人的に線の細さやカッチリしすぎない雰囲気、曲線の感じがとても使いやすく、和風・綺麗めのデザイン等を作る時に重宝しています！

 

游明朝は「時代小説が組めるような明朝体」をキーワードに、単行本や文庫などで小説を組むことを目的に開発されたフォントだそうです。

フォントが作られた目的などの背景を知るのも面白いですね。

 

 

 

②Noto Serif JP

 

とりあえずコレ②。

Noto Serif JPは、主にホームページのテキストなどに使用しています。

 

ホームページのデザインを作成するときに、注意しないといけない事の一つがフォントの問題です。

仮に、デザイン性の高い珍しいフォントを使ってかっこいいホームページを作ったとしても、ホームページを閲覧するスマホやパソコンにそのフォントのデータが入っていなければ珍しいフォントは表示されず、代わりにそれぞれの端末に入っている平凡なフォントが表示されてしまいます。

 

フォントを画像で表示させるという方法もあるのですが、それだと文章をコピーできない＆SEOに弱くなる（検索結果に表示されにくい）というデメリットがあります。

 

「それならベタなゴシック体と明朝体だけ使えばよくない？」

と思っていたのですが、Androidスマホは基本的に明朝体が入っていないらしいのです！

困った・・・。

 

そんな時に大活躍するのが「Webフォント」！

 

Webフォントとは、ホームページを読み込む際に、あらかじめサーバ上に置かれたフォントデータも一緒に読み込むことで、端末にないフォントでも綺麗に表示することができるものです。

フォントを綺麗に表示できるというメリットがありますが、その分デメリットもあります。

 

アルファベットだと、大文字 + 小文字 + 数字 + その他記号等だけでよいのですが、日本語は平仮名 + カタカナ + 漢字 + その他記号等になるため数（容量）が膨大になってしまい、ホームページの読み込みに時間がかかってしまうのが難点です。５Gに期待ですね！

 

Noto Serif JPはGoogleが無料で提供しているWebフォントの一つです。

Noto Serif JPを使用することで、明朝体が入っていないAndroidスマホでも明朝体を表示することができるため、かなり助かっています！

 

 

 

③貂明朝（てんみんちょう）

貂明朝は「可愛くて妖しい」をコンセプトに作られたフォントだそうです。

少し丸めのフォルムがとても可愛いのですが、可愛すぎない雰囲気がとても気に入っています。

「和風なデザインにしたいけど、少し可愛い雰囲気も出したい！」というときに重宝しています。

 

 

以上、個人的推しフォント紹介（明朝体編）でした！

フォントは本当に色々なものがあって見ているだけでも楽しいので、これからもブログでちょこちょこ紹介していきたいと思います。