WEB業界ためになっ話
STAFF BLOG
さらばUA よろしくGA4
こんにちは。ディレクション担当の尾﨑です。
お仕事のなかでホームページ状況分析など日頃からお世話になっている
『Googleアナリティクス』さん。
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・どのような人が(性別、年齢、地域など)
・どこから訪れて(検索、ブックマーク、SNSなど)
・どんな情報をみているか(お知らせ、サービス、会社情報など)
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このようにホームページの状況が分かる分析には欠かせない存在です!
そんな大事なパートナーに大きな変化が数日後(7月1日)に起きるんです!
(何年も前から知ってはいたのですが、ついにこの時がやってきました…)
現在のGoogleアナリティクスのUA(ユニバーサル アナリティクス)は
2023年7月1日をもってサポート終了。
7月1日以降はデータの取得ができなくなり、
後継の『Googleアナリティクス4』(以下GA4)が必要になります!
ということで前置きが長くなりましたが今回は
「UA(旧)」「GA4(新)」の違いについて主なポイントと
実際にハマった落とし穴をご紹介します。
はじめに根本的な【分析軸】が変わりました!
UA(旧)は、セッション(訪問数)を分析の軸としていましたが、
GA4(新)ではユーザーを軸としておりユーザーがWebサイトやアプリでどのような行動をとったのか、
その行動がどのように変化したのかなどを分析することができます。
それによって【データの計測方法】も変化しており
UAは、ヒットと呼ばれる単位でページビューやリンクをクリックなどの単一のアクションを計測しており
GA4はイベントと呼ばれる単位でユーザーがWebサイトやアプリで行ったすべてのアクションを計測できます。
そこまで計測できちゃう反面・・・。
【ユーザーのプライバシー】が厳重に!(いい事ですが)
GA4では、ユーザーのプライバシーをより重視した設計になっています。
UAでは、ユーザーの同意なしにユーザーの行動を収集していましたが、GA4ではユーザーの同意を得た上でのみ、ユーザーの行動を収集できます。
【サイトとアプリをまたいだ計測】が可能に!
UAでは出来なかったWebとアプリをまたいだ計測がGA4では可能になりました!
その他にも、詳細なデータ分析や機械学習など色々便利になった!
とGoogleはいっておりました!
【データの保存期間】が少なくなった!
UAは、最大50ヶ月データを保存していましたが、GA4は14ヶ月間しかデータを保存できません。
これは、世界的なプライバシー規制に準拠するためらしいです。
ちなみに計測方法が異なる為、旧GAデータを引き継ぐ事はできません。
むむむ。ギリギリ前年月対比できるからいいか。。。
※※↑ここが罠です↑※※後述
「でも便利になったから許してね!!(Google)」※尾﨑の妄想です
【落とし穴】
GA4の設定も完了したし、これで安心♪安心♪
ではありません!!
なんと初期設定ではデータ保存期間が2ヶ月となっているのです!
何てことしてくれんだGoogleさん!と、
こんな感じで数日後に控えたGA4切り替えに向けて
新しいコンサルレポート作成に奮闘している尾﨑でした!
【おまけ】